2018年6月14日木曜日

平成30年6月14日(木)


~6月食育集会 「よく噛んで食べることの大切さを知ろう」~

 
 
6月4~10日は歯と口の健康週間です。
現代の食事はやわらかいものが多く、昔に比べて噛む回数が少なくなり、
咀嚼力も弱くなっていると言われています。
 
ですが、食べ物をよく噛んで食べると、体にとっていいことがたくさん!
それを表した食育の標語をもとにお話をしました。
 
 

 

邪馬台国の女王「卑弥呼」が生きていた時代には
現代に比べて噛む回数は約6倍、
食事の時間は約5倍も長かったそうです。
卑弥呼は食べ物をよく噛んで食べていたことから
丈夫でキレイな歯の持ち主だったと言われています。
そこでその頭文字をとって、
 
【ひ】肥満予防…よく噛むことで満足感が得られ、肥満を予防することができる。
【み】味覚の発達…よく噛むと素材の味が分かるようになり、味覚の発達につながる。
【こ】言葉の発音はっきり…よく噛むことで顎が発達し、噛み合わせがよくなることで
   自然と正しい口の開き方ができ、正しい発音ができるようになる。
【の】脳の発達…よく噛むと脳が刺激され、頭の回転がよくなる。
【は】歯の病気予防…よく噛むと唾液が出て、それが虫歯予防につながる。
【が】ガン予防…唾液は発がん物質にも有効であると言われている。
【い】胃腸快調…よく噛むことは消化吸収をよくし、胃腸の働きを活発にします。
【ぜ】全力投球…力を入れるときには奥歯を噛みしめる。よく噛むことで強い歯になる。

 
【ひみこのはがいいぜ(卑弥呼の歯がいいぜ)】という標語があります。
よく噛んで食べるとこれだけいいことがあるんですね。
 
 
「よくかんでたべるのってたいせつなんだね!」
 
 
今日の給食は<セサミトースト、ポトフ、パリパリサラダ>のかみかみメニューでした。
 
 
 
 
焼いたパンやゴロッとした野菜が入ったポトフ、
パリパリに揚げたワンタンの皮がのったサラダ…
どれもよく噛むことが必要なメニューでしたが、
みんなよく噛んで食べていました!
 
先日梅雨に入り、それが明けると暑い夏がやってきます。
暑さで食欲が落ちてしまうこともありますが、
よく噛んでよく食べて、
毎日元気に過ごせるといいですね♪