2017年11月17日金曜日

平成29年11月17日(金)

食育集会

今日の食育集会の主役は、寒い時期に脂がのる、
お刺身やお寿司で食べても美味しい鰤(ぶり)です。


給食でもお世話になっている魚屋さん、
永井水産の方に来ていただき、
鰤の解体(三枚下ろし)ショーや、
魚の身体についてのお話を聞かせていただきました。

まずは、鰤についてのパネルシアターを見ます。

鰤が、大きくなるにつれ、名前が変わっていく出世魚であることを知りました。
わかし→いなだ(はまち)→わらさ→めじろ→ぶり
それぞれの名前をみんなで大きな声で呼んでみました。



いよいよ、永井水産さんの登場です。

 まずは魚の身体の仕組みについてのお話。
背びれや尾びれの役割についてや、
鰤の呼吸の方法、
泳ぎ続けないと死んでしまう事など
沢山教えていただきました。

お魚屋さんの話に
「どうやって息してるの」
「上には泳げないの」と
疑問を口にしながら、興味津々で聞いていました。


お話が終わると、今日のメインイベント、
鰤の解体(三枚下ろし)ショーの開始です。

説明していただきながら披露してもらいました。

色々な表情で解体(三枚下ろし)を見つめる子どもたち。
「かわいそう」と口にする子もいました。


いつも給食で食べている、切り身の状態にまでなりました。


最後はお魚屋さんへ質問タイムです。

Q.鰤は暑いところと寒いところどっちに住んでいるんですか。
A.ちょうど良い温度のところを探して住んでいます。

Q.鰤の卵は食べられますか。
A.食べられます。ただ、しっかりと調理をしないと美味しくありません。

Q.魚の鱗はなんであるんですか。
A.みんなのお洋服と一緒です。寒くないようにです。

その他にも多くの質問に丁寧に答えていただきました。
永井水産様ありがとうございました。

集会の最後には、
「いただきます」「ごちそうさま」の意味について
生き物の命をいただいていること、
多くの人の手がかかり食事ができるということ、
そういったものに対する感謝の気持ちを込めた挨拶であること。
「ありがとう」の気持ちを込めて挨拶をしましょう。
という話を聞きました。

魚を下ろす様子を見て、命の尊さ、食事のありがたさ、
について感じてもらえればと思います。


給食では、実際に下ろしていただいた鰤を、
照り焼きにして提供しました。

食育集会で実際に見たこともあり、
「鰤、美味しいね」、「全部食べたよ」と
大喜びの子どもたちでした。